ジュンク堂書店京都BAL店にて、以下のフェアが開催中です。
7月中旬までの予定です。7月16日(土)までの開催となりました(その後も、規模を縮小し別のフロアで継続しますが、この点数で並ぶのは16日までです。なにとぞお見逃しなく。)──以上、7月7日追記。
──────────
ブックフェア「ゴダールと指紋」『ゴダール的方法』『指紋論』表象文化論学会賞受賞記念ジュンク堂書店京都BAL店・5階
2011年6月5日(日)〜7月16日(土)
「視‐聴覚的思考を更新するための65冊+α──『ゴダール的方法』のコンテクスト【増補版】」平倉圭=選
「指先から広がる人文学の世界──『指紋論』をめぐる66冊」橋本一径=選
▼連動フェア
「ネゴシエーションとしてのアート──『表象05』サブテクスト20選」加治屋健司=選
「写真家たちによって編集されるもっとも過激な!写真雑誌。──『photographers' gallery press no.10』刊行記念フェア」平倉圭『ゴダール的方法』(インスクリプト)と橋本一径『指紋論』(青土社)が
第2回表象文化論学会賞を受賞したことを記念してのブックフェアです。それぞれの著者に、自著を読み解き、読み開くためのブックリストを作っていただきました。映画、哲学、美術、イメージ、写真、身体、技術……といった多彩なジャンルとテーマの本、130冊超がセレクトされました。ゴダールから始まり、指紋へとつながる、ブックフェア。ぜひご来場ください。(なお、連動企画として同じ棚で、『表象05』『photographers' gallery press no.10』刊行記念ブックフェアも開催いたします。)
──────────

補足します。
平倉さんの65冊(+α)、橋本さんの66冊、加治屋さんの20冊については、それぞれ
選書コメント付きのリーフレットが作成され、フェアの棚にて無料配布されています。
現時点ではここのみにて入手可能です。

平倉さんの
『ゴダール的方法』選書フェアは、すでに今年のはじめに東京のジュンク堂書店新宿店・青山ブックセンター本店にて開催されましたが、そのときは「50冊+α」でした。今回は増補版です(15冊+1枚を追加。絵本とか書とか?……これも「『ゴダール的方法』のコンテクスト」!)。

橋本さんの
『指紋論』についてのフェアはこれが初めての開催です。青土社の協力で実現しました。『ゴダール的方法』と『指紋論』が揃って第2回表象文化論学会賞を受賞したことにちなみ、この2冊を並べ、フェアタイトルを「ゴダールと指紋」と銘打っています。「ゴダールの指紋」ではありません。

また、この7月はじめに京都大学にて
表象文化論学会が開催されることもあり、上記の連動企画として同学会の会誌『表象』最新号の関連フェアを展開しています。
『表象05』(発行:表象文化論学会、発売:月曜社)の特集「ネゴシエーションとしてのアート」の参考書籍20点(含・洋書3点!)を、特集編集責任者の加治屋健司さんが選書されています。同特集にはブックガイドが付いていませんでしたので、その補足となるでしょう。

連動フェアはもうひとつあります。新宿2丁目のギャラリー「
photographers' gallery」が年1回発行している雑誌
『photographers' gallery press』の最新第10号(6月20日発売予定)の刊行にあわせた企画です。10号の特集は「ジョルジュ・ディディ=ユベルマン──イメージで思考する」。録り下ろしインタヴューと本邦初訳の論考2本を掲載(いずれも橋本一径さんによる取材・翻訳)。また、平倉圭さんも「時間の泥──ロバート・スミッソン《スパイラル・ジェッティ》」を寄稿。目次詳細は上掲のリンク先をご覧ください。また、橋本さんによる特集紹介は
こちら。このフェア棚では、『photographers' gallery press』のバックナンバーのほか、photographers' galleryの刊行物を陳列しています。
以上のような緩い連関をもった4つのセクションからなる、計200冊超のフェア企画です。人文書にも表象文化論にも芸術書にもおさまらない、野心的なフェアになっているかと思います。ぜひ足をお運びください。