2010年1月26日火曜日

「宮岡秀行による2009年の収穫」

宮岡秀行さんが主宰されている「スタジオ・マラパルテ」のサイトに、「宮岡秀行による2009年の収穫」がupされておりまして、そこで小社の書籍が3点も取り上げられていました……。なんの面識もないのですが、ありがたく。以下、当該箇所を転載。

2009年の11冊
『エル・スール』アデライダ[・ガルシア=モラレス]
「私たちは影でないものなど愛せるだろうか?」ヘルダーリンの言葉が冒頭に引用されたアデライダ・ガルシア=モラレスの『エル・スール』は、まさに父の「面影」に寄り添った筆遣いで、すべての文字が浮きあがってくる。[…]

2009年のベスト・シアター
マレビトの会「PARK CITY」作・演出:松田正隆 写真:笹岡啓子(10.24滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール舞台上舞台)
([…]ステージ上に投射された笹岡啓子のカットは、観客席を俯瞰の位置に設けた演出と相成って、空間に等質性を導いて「劇」を更に冷やして、見事だった。同題の写真集も出版されたのでジェームズ・キャメロンにプレゼントした)

2009年のベスト批評
『愛の小さな歴史』(とりわけチャプターIIのオルフェウス的主題へいたる写真論の記述)港千尋
「ヒロシマの岸辺を歩く リヴァ、レネ、デュラス」(みすず8月号)岡村民夫

http://www009.upp.so-net.ne.jp/malaparte/malaparte_towa/critic/miyaoka.best.09.html

JAMES CAMERON meets PARK CITY. ってマジですか……(ちなみに、写真集『PARK CITY』は日英バイリンガルです)。報道によれば、次作が「広島と長崎への原爆投下を映画化」だそうです。(最新作『アバター』は私はそんなに高く買えないのですが[一応ちゃんと3Dで観ております]、この企画自体には考えさせられるものがあります。)

広島を拠点とされていた「スタジオ・マラパルテ」は、現在宮岡さんがおひとりで京都で活動されているそうです。同氏とビクトル・エリセとの機縁については、こちらこちらなどをご参照。